白内障日帰り手術
手術は白内障および角膜疾患、網膜硝子体疾患、ぶどう膜疾患のエキスパートの先生が当院に来られて執刀しています。
当院は山口大学医学部附属病院眼科指定関連病院で、これまで近間泰一郎先生(現広島大学病院准教授)、布佳久先生(現下関医療センター眼科部長)、近本信彦先生(現近本眼科院長)、森重直行先生(現同眼科講師)、鈴木克佳先生(現同眼科講師)、柳井亮二先生(現同眼科講師)が来られていました。現在は、湧田真紀子先生(現同眼科助教)が来られています。
当院で行っている白内障手術の手技は山口大学附属病院で行っている手技とほとんど同じです。
これまでに2,007件の手術(2020年11月20日時点)を行ってきました。
【白内障手術関連資料】
1. 白内障と手術 >>詳細 2. 白内障手術患者様アンケート調査結果 >>詳細 3. 眼内レンズの度数の選択について >>詳細
手術担当医師
眼科専門医、医学博士(山口大学)、山口大学医学部付属病院眼科 助教。
白内障だけでなく、網膜硝子体疾患などの多くの手術を施行し,すばらしい業績をあげています。
切開創を小さくすることで,目に優しい手術を心掛けています。
【略歴】
1999年 山口大学医学部卒業、山口大学附属病院眼科 入局
2005年 日本眼科学会専門医
2007年 医学博士(山口大学)、宇部興産中央病院眼科 医長
2012年 宇部興産中央病院眼科 診療科長
2020年 山口大学医学部付属病院眼科 助教
2020年10月より、まぶたの手術をしています。
年に数回ですが、この分野に精通した医師が、当院で日帰り手術をします。
北海道内で形成外科・麻酔科を経験し、大学の医学部では形成外科の講師としても活躍している。
皮膚科系にも精通した名医で、北海道から九州まで出張手術を行っている。
特にまぶたのたるみの手術には実績がある。
手術前の注意事項
1. 現在、他の病気があって、他の医療機関で治療を受けられている患者さんは、その医療機関の主治医に白内障手術を行うにあたって問題がないかをご相談してください。
2. 日帰り手術にするか入院にするかを決めてください。なお、当院には入院設備がありませんので、入院を希望される患者さんは総合病院などを紹介します。また、現在、他の医療機関で治療を受けられている患者さんは、その医療機関に入院した状態で、当院への外来通院が可能であれば、その医療機関に入院していただいても構いませんので、担当医と相談してください。
3. 手術を行うことを決めた場合には、白内障手術承諾書を提出してください。
4. 仕事をされている患者さんは、通常、1週間お休みした方がよいと思いますが、仕事の内容によって休職期間が異なります。 職場の上司とご相談した後に院長にお聞きください。
手術当日の注意事項
来院時注意
1. 手術の開始予定時間よりも少なくとも30分前に来院してください。
2. 手術当日、患者さんご自身で自動車やバイクを運転しての来院はご遠慮ください。
3. 手術を受ける患者さんだけでなく、付き添いの方とご一緒に来院してください。
4. 1階の玄関の左側約5m離れた所にインターホンがありますので、来院されたらご連絡ください。スタッフが案内に参ります。
5. これまで当院より処方されている薬はすべて持参してください。手術後にスタッフが再度、薬の説明をします。
6. 当日、急に体調を崩した場合や急用が生じた場合には、なるべく早くご連絡ください。
7. 白内障手術の承諾書をまだ提出されていない方は、手術前に必ず提出してください。
※ ご家族の方へ
1. 手術の付き添いで来られる家族の方はなるべく少人数で、小さなお子様をお連れになるのはご遠慮ください。
2. 家族の方は絶対に手術室を開けないでください。
3. 家族の方が外出される場合は、事前にスタッフに申し出てください。
手術前注意
1. 手術後しばらくは洗髪、洗顔はできませんので、お風呂、洗髪は前日に済ませてください。当日の朝は顔をよく洗ってください。特に目のまわりをきれいに洗ってください。女性の方は化粧をしないで来院してください。
2. 当日の食事は消化の良い物を食べてください。水分や辛い物はなるべく避けてください。
3. 当日は手首の締まっていない、前あきの汚れても洗濯できるパジャマ等を着てください。手術室はエアコンが入っていますので、あまり薄着あるいは厚着をする必要はありません。
4. 当日はブレスレット等のアクセサリーは装用しないでください。
5. 入れ歯ははずさなくても結構です。
6. 補聴器を使用している患者さんは、手術をする側の補聴器ははずしてください。
手術中注意
1. なるべくリラックスした状態を保ってください。
2. 急に目や体を動かさないでください。絶対に手をあげたりしないでください。
3. 手術をする眼科医が指示する方向を見てください。
4. 何かリラックスできない状態があれば、そのことを早めにスタッフに言ってください。
手術後注意
1. 手術後、気分が悪くなく、ふらつきなどがなければご自宅に戻られるか入院先の医療機関に移動されても構いません。必ず付き添いの方と帰られてください。
2. ご自宅に戻られてからあるいは入院先の医療機関に移動されてから3時間は、なるべく仰向けで安静にしてください。
3. 3時間安静にした後は食事をしても構いません。好きな物を食べても構いません。
4. 手術をした日は眼帯をするため手術した目は見えません。ぶつかったり、こけたりしないように十分注意してください。
5. 手術後は眼帯をして目を保護するカプセルをしますが、翌日の来院時まではそのままにしておいてください。
6. 目をこすったり、押さえたり、ぶつけたりしないでください。
7. 手術した日は目薬および眼軟膏は使用しませんが、飲み薬は出ていますので、それを指示通り服用してください。
8. 入浴、洗顔、洗髪、歯磨き、ひげそりは控えてください。
9. アルコールは控えてください。
10. 運動しないでください。
11. 重いものを持たないようにしてください。
緊急の連絡先
目が痛い、気分が悪いなど心配な症状や不明な点がありましたら、診療時間内は当院に連絡してください。
〒751-0872 山口県下関市秋根南町1丁目1-15
TEL: 083-257-0002 FAX: 083-263-1290
月~土曜日(木曜日午後、日曜日、祝日は休診日
2023.7より木曜日午前中は予約のみ)
午前 / 9:00 ~ 12:40
(初診受付12:00まで 再診受付12:20まで)
午後 / 14:00 ~ 17:00
(初診受付16:30まで 再診受付16:30まで)
手術翌日以降の注意事項
手術翌日
1. 手術の翌日は10時に来院してください。
2. 手術直後から翌日の診察までは、目薬と眼軟膏は使用しないでください。
3. 手術当日にお薬を持ってくるのを忘れた方は、翌日にはこれまで当院より処方された薬を必ず持参してください。
4. なるべくご家族の方と来院してください。
日常生活
1. ガーゼは手術後3日目にはずしますが、それまではガーゼをはずさないでください。
2. 目を保護するカプセルは手術後6日目に診察した後にはずしますが、それまではカプセルをはずさないでください。
3. 目の傷がくっつくまでに手術後数週間かかるので、この間は目をこすったり、押さえたり、ぶつけたりしないでください。
4. 洗顔は手術後4日目からにしてください。この間はタオルで顔をふいてください。洗顔をする際には目の中に水などが入らないように目をしっかり閉じてください。
5. 歯磨きは手術後2日目よりしても構いませんが、やさしく磨いてください。
6. 入浴は手術後4日目よりしても構いませんが、目の中に水などが入らないようにしてください。
7. 洗髪は手術後4日目からにしてください。目の中に水などが入らないようにしてください。やさしく洗ってください。心配な方は美容院などで仰向けになって洗髪してもらってください。
8. ひげそりは手術後2日目よりしても構いませんが、やさしくそってください。
9. パーマは手術後7日目からにしてください。
10. テレビや読書は構いませんが、目が疲れない程度の短時間にしてください。睡眠不足にも注意してください。
11. 手術後1週間は決してアルコールを飲まないでください。手術後1ヶ月間はアルコールの多飲はつつしんでください(缶ビールなら1缶【350ml】までにしてください)。
12. 手術後1ヶ月間は運動を控えてください。ウォーキング程度の軽い運動であれば、1週間後から始めても構いませんが、院長と相談してください。
13. 手術後1ヶ月間は重いものを持たないようにしてください。
14. 仕事の復帰は仕事の内容によって異なります。院長に相談してください。
15. 家事は手術後4日目よりしても構いませんが、無理をしないでください。
16. 車やバイクの運転は手術後8日目以降にしてください。
17. 旅行は手術後8日目以降にしてください。
※ この他にもご不明なことやご心配なことがありましたら、院長またはスタッフにご遠慮なくお聞きください。
注意事項まとめ
手術翌日以降
手術後の診察日
通常、手術に伴うトラブルがない場合には以下の通りです。
※カプセル回収日
以後の診察は1週間に1回、その後は2週間に1回、さらにその後は1ヶ月に1回と間隔が広くなります。
少しでも異常を感じたら、そのまま放置せずに、すぐに受診してください。