一般眼科診療
コンタクトレンズ診療
コンタクトレンズ処方
コンタクトレンズは、薬事法により、人工心臓弁や心臓ペースメーカと同じ「高度管理医療機器」に指定されています。コンタクトレンズが原因となる、眼障害・視力障害を防ぐため、異常が感じられなくても、是非定期検査をお受けください。ソフトコンタクトレンズでは3か月、ハードコンタクトレンズでは6か月毎の定期検査をおすすめしています。
コンタクトレンズ定期検査
眼検査の上、コンタクトレンズ装用可能と診断された患者様に、ハードコンタクトレンズ、1日使い捨てソフトコンタクトレンズ、2週間交換ソフトコンタクトレンズ、1ヶ月交換ソフトコンタクトレンズ、カラーコンタクトレンズの処方を行います。目の適正、ご希望、使用目的、生活環境などから、最適なコンタクトレンズ選びについてアドバイスさせていただきます。
<検査所要時間のめやす>
コンタクトレンズ装用が初めての方 : 装用指導を含め60~90分
コンタクトレンズ装用の経験のある方 : 本院初診時30~60分
※装用の経験のある方は可能でしたら、現在使用中のコンタクトレンズのデータのわかるものをお持ちください。
※本院再診時 : 10~15分
1.視力と眼科の検査
身体や目の状態の問診、結膜炎など目の病気の有無、涙の状態、眼底などを詳しく調べて、コンタクトレンズに適しているかどうか、また、どのようなコンタクトレンズが適しているか、詳しく検討します。
2.候補レンズの決定とテスト装用
検査・診察の結果をもとに、使ってみたいレンズを選び、テスト装用してみます。
装用感やコンタクトのフィッティング(角膜へのレンズの乗り具合)を入念にチェックしてレンズを決定します。
3.装用練習(初めての方)
レンズが決定したら、自分でレンズをはめたり、はずしたりする練習をします。
レンズの毎日のケア(お手入れ)の仕方もお教えします。
4.診療後
ちょっとでも気になることがあったら、すぐに検査を受けましょう。
特に初めての方の場合、実際に使い始めてからコンタクトの形や度数を微調整する処方交換は良くあることです。
コンタクトレンズ診療費について
平成18年4月1日の保険改正に伴ってコンタクトレンズに関する検査料などが大幅に変更されました。
コンタクトレンズに関する検査は包括化されましたが、厚生労働省の通知に基づいて、以下の場合につきましてはコンタクトレンズ検査料が算定されません。
コンタクトレンズの検査よりも他の疾患の検査が優先されるため、従来通りの保険請求を行います。
1. 新しい疾患の発生の場合
2. 屈折異常以外の疾患の急性憎悪の場合
3. 円錐角膜、角膜変形や高度不正乱視の治療の場合
4. 緑内障や高眼圧症の患者
5. 網膜硝子体疾患や視神経疾患の患者
6. 眼内の手術前後や角膜移植術前後の患者
7. 治療用コンタクトレンズを装用する患者
8. 9歳未満で弱視、斜視、不同視の治療の場合
コンタクトレンズに関する検査料については、厚生労働省から数回の通知があったため、その解釈は当初と変わっております。
ご不明がある場合にはお申し出ください。
-コンタクトレンズ診療費に関するお知らせ-
1.初診料及び再診料
コンタクトレンズの装用を目的としている方で、当院に初めて受診した方は初診料282点を、
当院で過去にコンタクトレンズ検査料算定したことがある方は再診料73点を算定いたします。
2.コンタクトレンズ検査料1 200点
コンタクトレンズの装用を目的に眼科学的検査を行った場合は、200点を算定いたします。
※当院は社会保険事務局にコンタクトレンズ検査料Ⅰの施設基準を届出しており、コンタクトレンズを含む眼科一般診療を行っております。
※厚生労働省が定める疾病の治療によっては、上記のコンタクトレンズ検査料ではなく、眼科学的検査料で算定する場合があります。
※上記につきご不明な点はご相談ください。
コンタクトレンズの診療を行う医師の氏名 植田 喜一(眼科診療経験:厚生労働省の施設基準に定める経験を有しています。)
ハードレンズ、ソフトコンタクトレンズ(1日使い捨てタイプ、2週間交換タイプ、1ヶ月交換タイプ、遠近・乱視用など)、カラーコンタクトレンズなど、各種メーカーの様々なコンタクトレンズを取り揃えておりますのでお気軽にご相談ください。
また、ケア用品の販売も行っております。
眼鏡処方
眼科では、見えづらい原因が、度数の問題だけなのかどうか、まず目の状態を検査します。お子様の場合、斜視や弱視が原因のこともありますし、大人の場合、円錐角膜、緑内障、白内障、黄斑変性症などの疾患が関係していることもあります。現在の目の状態にとって最適な快適手段が眼鏡なのかどうかを判断し、助言させていただきます。
日帰り手術
手術は白内障および角膜疾患、網膜硝子体疾患、ぶどう膜疾患のエキスパートの先生が当院に来られて執刀しています。
当院は山口大学医学部附属病院眼科指定関連病院で、これまで近間泰一郎先生(現広島大学病院准教授)、布佳久先生(現下関医療センター眼科部長)、近本信彦先生(現近本眼科院長)、森重直行先生(現同眼科講師)、鈴木克佳先生(現同眼科講師)が来られていました。現在は、柳井亮二先生(現同眼科講師)が来られています。
当院で行っている白内障手術の手技は山口大学附属病院で行っている手技とほとんど同じです。
これまでに2,007件の手術(2020年11月20日現在)を行ってきました。
眼瞼下垂とは
眼瞼下垂とは、上まぶたが下がることにより、目が開けにくくなったり、見える範囲(視野)が狭くなったりする状態です。
次のような症状がみられることがあります。
•まぶたが重い
•目が開けにくい
•まぶたが下がって見えにくい
•額に力を入れて目を開けている
•肩こりや眼精疲労がある
•夕方になると症状が強くなる
眼瞼下垂にはさまざまな原因がありますが、加齢に伴って生じる後天性眼瞼下垂が多くみられます。
アップニーク®ミニ点眼液0.1%による治療
当院では、後天性眼瞼下垂に対してアップニーク®ミニ点眼液0.1%による治療を行っています。
アップニーク®ミニ点眼液0.1%は、まぶたを持ち上げる筋肉の一つであるミュラー筋に作用し、上まぶたを引き上げることで症状の改善を図る点眼薬です。
通常は1日1回、片眼または両眼に点眼します。
この治療の特徴
•手術を行わない治療です
•点眼後比較的短時間で効果が現れます
•効果は一時的であり、継続的な点眼が必要です
•症状や下垂の程度によって効果には個人差があります
•点眼治療で十分な改善が得られない場合は、手術治療を検討することがあります
治療の流れ
1.初回診察
眼瞼下垂の原因や程度を診察し、点眼治療の適応を判断します。
2.点眼開始
治療内容や注意事項について説明し、点眼を開始します。
3.定期診察
治療効果や副作用の有無を確認するため、定期的な受診が必要です。
主な副作用・リスク
以下のような副作用が報告されています。
•まぶたのかゆみ
•眼の違和感
•結膜充血
•一時的なかすみ目
•まぶしさを感じることがある
症状が強い場合や異常を感じた場合は、速やかにご相談ください。
治療の限界について
本治療は後天性眼瞼下垂に対する治療ですが、すべての患者さんに十分な効果が得られるわけではありません。
また、効果は永続的なものではなく、通常は翌日までに減弱するため継続的な点眼が必要となります。
下垂の程度が強い場合や原因によっては、手術治療が適していることがあります。
費用について
本治療は自由診療(保険適用外)です。
【初回】
•診察・検査費用 2,200円(税込)
•点眼薬 1本 200円(税込)
•点眼薬は10本単位で処方します
【再診】
•診察・検査費用 1,650円(税込)
•点眼薬 1本 200円(税込)
•点眼薬は10本単位で処方します
費用はすべて税込表示です。
| アップニーク®点眼治療 | 眼瞼下垂手術 | |
|---|---|---|
| 治療方法 | 点眼薬による治療 | 手術による治療 |
| 侵襲性 | 低い | ある |
| 麻酔 | 不要 | 局所麻酔 |
| 効果発現 | 比較的早い | 術後より効果が期待できる |
| 効果持続 | 一時的 | 長期間持続が期待できる |
| 通院 | 一定期受診が必要 | 術後経過観察が必要 |
| 費用 | 継続的に発生 | 手術時に発生 |
| 保険適用 | 自由診療 | 保険適用※ |
| 適する方 | 軽症例、手術を希望されない方 | 中等症以上、長期的改善を希望される方 |
点眼治療で十分な改善が得られない場合や、長期間の改善を希望される場合には、保険適用による眼瞼下垂手術をご提案することがあります。
ご相談ください
まぶたが重い、見えにくい、眼瞼下垂かもしれないと感じる方はお気軽にご相談ください。
診察のうえ、点眼治療が適しているかどうかをご説明いたします。
小児近視進行抑制外来
お子さまの近視について、近視は単に「遠くが見えにくい状態」ではありません。
近視の多くは眼球(眼軸)が前後方向に伸びることで生じます。成長期には眼球も成長するため、近視が進行しやすくなります。
近視が強くなると、将来的に
•網膜剥離
•緑内障
•近視性黄斑症
などの眼疾患のリスクが高くなることが知られています。
そのため近年では、単に眼鏡で見えるようにするだけでなく、近視進行を管理する考え方が広がっています。
ウエダ眼科の近視管理
当院では、
•視力
•調節麻痺剤を点眼しての近視の度数
•角膜曲率半径(角膜のカーブ)
•角膜形状測定
•眼軸長(眼球の長さ)
•眼軸長と角膜曲率半径の比
などを定期的に評価しながら、お子さまに適した近視管理を行っています。
また、
•年齢
•近視の程度
•生活スタイル
•コンタクトレンズの取り扱い能力
•ご家族の近視歴
なども参考にして治療方法をご提案します。
当院で行っている近視管理
現在、当院では以下の方法を採用しています。
| 治療法 | 特徴 | 診療区分 |
|---|---|---|
| リジュセア®ミニ点眼液0.025% | 毎日就寝前に点眼 | 保険診療+薬剤自費 |
| MiSight® 1day | 1日使い捨てコンタクトレンズ | コンタクトレンズ診療 |
| オルソケラトロジー | 就寝中のレンズ装用で日中裸眼生活を目指す | 自由診療 |
リジュセア®ミニ点眼液0.025%
低濃度アトロピン点眼薬を用いた小児近視進行抑制治療です。
日本で小児近視に対する適応が承認されています。
特徴
•毎日就寝前に1回点眼
•比較的低年齢から開始可能
注意事項
•近視進行を完全に止める治療ではありません。
•視力を回復させる治療ではありません。
•必要に応じて眼鏡やコンタクトレンズによる視力補正が必要です。
費用
薬剤費
•10本(約10日分) 1,500円 ※別途診察・検査が必要です。
MiSight® 1day
近視の視力補正と近視管理を目的として設計された1日使い捨てソフトコンタクトレンズです。
特徴
•日中に装用
•ワンデータイプ
•レンズケア不要
向いている方
•コンタクトレンズの着脱が可能なお子さま
•スポーツをされるお子さま
費用
1箱(30枚入り) 6,600円 ※診察・検査費用は別途必要です。
オルソケラトロジー
特殊なハードコンタクトレンズを就寝中に装用し、日中裸眼で過ごせるようにする治療です。
日本では近視矯正を目的として承認されています。
特徴
•夜間に装用
•日中裸眼で生活可能
•スポーツとの相性が良い
適応年齢について
オルソケラトロジーレンズは20歳以上を対象として承認されています。
20歳未満の方への使用は慎重使用となります。
当院では保護者の十分な理解と協力が得られ、適応があると判断した場合に実施しています。
近視進行について
オルソケラトロジーは近視矯正を目的とした治療です。
近視進行との関連について多くの研究報告がありますが、近視進行抑制は承認された効能・効果ではありません。
費用
当院では
メニコン オルソあんしん定額制を採用しています。
月額(税込)
•両眼プラン 6,600円
•片眼プラン 3,300円
主なサポート内容
•レンズ破損時の交換
•度数変更時の対応
•定期交換
•紛失時の会員価格提供
※詳細はスタッフよりご説明いたします。
近視管理に関する重要なお知らせ
近視管理には万能な方法はありません。
また、
•近視進行を完全に止めることはできません。
•効果には個人差があります。
•定期的な経過観察が必要です。
当院では定期検査を行いながら、お子さま一人ひとりに合わせた近視管理を行っています。
ご相談ください
学校健診で視力低下を指摘された方や、お子さまの近視進行が気になる方はお気軽にご相談ください。
