重篤な目の障害である角膜感染症が、コンタクトレンズ使用者に多発していることが大きな問題になっています。2009年12月に国民生活センターがアカントアメーバに対するソフトコンタクトレンズ用消毒剤のテストを行い、商品によっては十分に効かないものがあることを報告しました。

国民生活センター(http://www.kokusen.go.jp/test/data/s_test/n-20091216_1.html)が、マスコミが報道した内容に不適切なものがありましたので、日本コンタクトレンズ学会は注意を喚起しています。

また、厚生労働省、国民生活センター、日本眼科医会、日本コンタクトレンズ学会、日本コンタクトレンズ協会は、ソフトコンタクトレンズ消毒剤についての緊急座談会を開催しました。その内容が日本コンタクトレンズ学会のホームページ(http://www.clgakkai.jp/general/sc_houkoku.html)に掲載されていますのでご覧ください。院長は当時、日本眼科医会の担当常任理事として、この座談会に参加しました。